皮膚の炎症の1つアトピーとは

アトピーとニキビが併発すると厄介なことに

アトピーとニキビが併発したら

アトピーと言えば、肌が乾燥しているイメージがあります。一方、ニキビと言えば、肌がオイリーなイメージがあります。それぞれの症状の原因は相反するようにも思えますが、実は、アトピーとニキビは併発することもあります。この二つが併発した場合は、普段の対症療法を行ないつつも、根本的な体質改善を検討してみたほうが良いでしょう。

普通のニキビとアトピーによるニキビの違いは?

普通のニキビとアトピーによるニキビには違いがあります。 普通のニキビはかゆみがほとんどないのが特徴ですが、アトピーによるものは、かゆみや赤みなどの症状をともない、かなり乾燥した肌にできるのが特徴です。肌のバリア機能が弱いため、外部からの刺激がダイレクトに伝わるので、少しの刺激でかゆみが生じてしまいます。

2つのニキビに共通する原因は「乾燥」です。 皮脂が活発になる夏よりも、実は空気が乾きやすい冬場にニキビが多くなるといわれるほど、「乾燥」はニキビに影響します。睡眠不足や偏った食事などの生活習慣の乱れも、2つのニキビと密接な関係が。

普通のニキビとアトピーによるニキビ。目で見ただけでは違いが分かりにくいですが、共通の原因である「乾燥」と「生活習慣」を見直せば、どちらのニキビも改善できますよ。

アトピーの人はニキビができやすい!その原因とは?

アトピー肌の人は、肌が乾燥しているためにニキビができやすくなります。普通のイメージでは、肌が乾燥しているとニキビができにくいような気がしますが、それは逆です。

ニキビの原因は、肌の表面にいるアクネ菌。アクネ菌は毛穴の皮脂をエサにして繁殖するのですが、オイリー肌の人は毛穴が大きいため、皮脂が詰まっても洗顔で簡単に落とすことができます。 一方、乾燥肌の人は毛穴が細くなっているため、毛穴に皮脂が詰まってしまうとなかなか落とすことができません。そのためアクネ菌が繁殖し、ニキビができやすくなってしまうのです。 アトピーの人の多くは肌が乾燥しています。だから、アトピーの人はニキビができやすくなる、というわけです。

どんな症状か

アトピーとニキビが併発してしまうと、かなり厄介な症状にもなりかねません。なぜなら、アトピーの治療薬であるステロイドを使うと、ニキビが悪化してしまうからです。

アトピーのかゆみを抑えるには、ステロイド軟膏の塗布が効果的です。しかしながら、ステロイド軟膏に含まれるワセリンは毛穴をふさいでしまうため、逆にニキビの炎症を悪化させる恐れがあります。 ニキビを悪化させないようにとステロイドの塗布を中止すると、今度はアトピーのかゆみが再燃してしまいます。やがて、かゆみのある部分を搔きむしってしまい、出血を起こして症状を悪化させる例も。 つまり、アトピーとニキビは相性が悪く、併発すると対処が難しい厄介な症状とも言えるのです。

対処法

アトピーとニキビが併発した場合、いくつかの対処法がありますが、基本は保湿です。保湿はアトピー改善の基本ですが、保湿をすることで毛穴が拡大するため、アクネ菌が排除されやすくなりニキビ改善にも好影響があります。 保湿を行なう際には、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、天然保湿因子など、もともと体内に存在する保湿成分を与えることがポイント。くれぐれも油分の含まれる基礎化粧品を使わないよう注意してください。油分がアクネ菌のエサとなり、ニキビが悪化する恐れがあります。

一時的な激しいかゆみに耐えられないという場合には、緊急対応としてステロイド軟膏を使用するのも可です。ただし、長くステロイドを使い続けるとニキビが悪化してしまうので、かゆみがある程度治まったら使用を中止します。 また、即効性を期待する方法ではありませんが、アトピーの根本的な改善法としてサプリメントを利用する手もあります。

ステロイドなど医療機関で処方される薬剤の多くは、症状が出た「今現在」をしのぐための対症療法となりますが、それによってアトピーが根治するわけではありません。対症療法を何年も続けていると体に耐性がついてしまい、今までの薬が効かなくなってくる可能性もあります。 アトピーを根本的に改善させるための一手段として、適切なサプリメントを継続的に摂取してみても良いでしょう。

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