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これってアトピー?症状でみるアトピーと湿疹の相違点

皮膚の炎症の1つアトピーとは

アトピーと湿疹の違いとは

肌に湿疹が出来た時、「もしかしてアトピーかな?」と不安になることはありませんか?特に赤ちゃんの乳児性湿疹や小さいお子さんの蕁麻疹をアトピーと勘違いして心配するお母さんも多いかもしれませんね。

ここではアトピーとその他の湿疹の違いについて見ていきましょう。アトピーと間違われやすい湿疹の特徴や、見分け方についても説明します。 

アトピーの定義と診断基準

日本皮膚科学会によると、アトピー性皮膚炎の主な症状はかゆみを伴う湿疹で、それが増悪・寛解を繰り返すものとされています。
また患者の多くはアトピー素因を持つと言われています。

アトピー素因とは

アトピーの原因となる、アレルギー症状を起こしやすい素質を「アトピー素因」といいます。このアトピー素因は人によって異なり、アトピーかそうでないかを判断するための材料として、2つの定義が考えられます。

  1. 患者本人、または家族がアトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎のいずれか、または複数の病歴を持つ
  2. IgE抗体を生産しやすい

年齢によって出やすい場所に特徴がある

アトピーを発症する箇所には、年齢によって特徴があります。

乳幼児は頭、顔から始まり、背中やお腹から手足にかけて頻繁に出ることが多いです。幼小児期になると頸部、ひじやひざの屈曲部、思春期・成人期は上半身(顔、顎、胸、背中)に皮疹が強い傾向があると言われています。

アトピーと間違われやすい湿疹4つ!特徴を解説

脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)

これは皮膚が過剰に分泌されることで起こってしまう炎症で、「マラセチア菌」という常在菌が増殖する事で発症します。痒みや赤み、炎症など、アトピーと非常に似た症状で見分けが難しいのですが、症状の出る場所に特徴があります。

皮脂腺の多いTゾーン(特に鼻のわき)や、耳の後ろあたりに症状が多く出ると言われています。皮脂腺の少ないひざ裏や、ひじの裏には出ないのが特徴ですが、病院で調べてもらいましょう。

乾癬(かんせん)

皮膚が慢性的な角化異常を起こす病気で、発症の原因はまだ特定されていません。赤い発疹の上に銀白色の鱗屑が付いていて、剥がれ落ちるのが特徴です。乾燥したアトピーと間違えられることがしばしばあります。

乳児湿疹

皮膚の分泌が盛んな生後1〜2ヶ月ごろに現れ、顔や頭に赤いブツブツした湿疹が出来ることを乳児湿疹といいます。

大抵は皮膚の脂肪分が少なってくる生後6ヶ月ごろには治ります。1歳を過ぎても改善しない場合はアトピー性皮膚炎の可能性があるので、小児科や皮膚科で診てもらいましょう。

蕁麻疹(じんましん)

食品や植物などのアレルギー、または物理的刺激などの刺激で、皮膚にかゆみと赤みを伴う「膨疹(ぼうしん)」という白い膨らみがあちこちにできます。

長期間かゆみと炎症が続くアトピーと違い、何の処置をしなくても早い場合は30分程度、遅くても翌日には症状がおさまり、跡も残りません。

症状が長引く場合は病院で診察を!

状態を見て「これはアトピーではないな」と思っても、症状が長引く場合は必ず病院で検査してもらいましょう。特にアトピーと脂漏性皮膚炎は、症状は似ていますが治療法が全く逆なので、誤った自己診断のままケアすると症状が悪化してしまいます。

かゆみや赤みが引かない場合や、いつも肌の様子がおかしいと感じたら、早めに病院へ行き見てもらいましょう。

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