アトピーの改善と対策・完全ガイドTOP » アトピーで眠れない人の睡眠対策

かゆみを抑えるカギは
良質な睡眠でした

「アトピーのかゆみで眠れない…」
かゆみ悪化の原因は”睡眠の質”

アトピー特有の、「かゆみがひどくて眠れない」「かきむしったストレスで眠れない」といった症状…。無我夢中で掻いているうちに、ぐっすり眠れない毎日。その習慣が、免疫バランスを低下させ、さらにかゆみを悪化させる悪循環につながっているとご存知でしたか?
悪循環を断ち切るために、深い睡眠をとるためのポイントをお届けします。

夜にアトピーのかゆみが増して眠れなくなる原因

夜眠ろうとすると、急にアトピーのかゆみがひどくなることってありますよね。

これは、日内変動という自然な現象です。夕方になるにつれ、体内でステロイド剤のような働きをしているホルモンが減少していきます。また、眠る前には体温が上がるため、皮膚表面のかゆみが増加する原因になりえます。

更には、寝具などに潜むホコリやダニなどのアレルギー物質、気温や湿度の変化による空気の乾燥など、環境的な要因もかゆみに繋がるといわれています。

かゆくなりやすい条件がこんなにも揃っているため、眠る前にかゆみが増すのは当然のことなのです。

眠れない時の応急処置は内服薬や外用薬

どうしてもかゆみが治まらず夜眠れないという方は、応急処置として病院から処方される「ステロイド剤」を使用するのも一つの方法です。患部に塗ることで炎症を抑え、かゆみを軽減させる効果があります。

かゆみをすぐにでも止めたいという方の場合は、即効性のある「抗ヒスタミン薬」や「抗アレルギー薬」といった内服薬を服用すると良いでしょう。

どちらの薬もかゆみを抑制する働きがありますが、薬というからには、少なからず副作用が生じます。特にステロイド剤には、毛細血管の拡張による皮膚の赤みや皮膚が委縮することによるシワができてしまうといった副作用があります。

アトピーの睡眠をサポートしてくれる成分は?

主に「植物性ラクトバチルス乳酸菌」、「ポリフェノール」、「ガンマ・リノレン酸」、「ビタミンC」など、様々な成分があります。

この中でも特に注目しておきたいのが、植物性ラクトバチルス乳酸菌。植物性乳酸菌の一種で、他の数ある乳酸菌と比べても、抗アレルギー作用が高いという研究結果がいくつも報告されています。

また、眠りをサポートしてくれる成分として、「ラフマ」の研究が盛んです。中国原産の多年草で、いくつかのヒト試験では、抗ストレス効果が認められています。

これらの成分は、主にサプリメントなどで手軽に摂取することができます。サプリメントであれば、病院に行く必要もありませんし、副作用の心配もないので安心です。

植物性ラクトバチルス乳酸菌の研究情報
アトピー性皮膚炎の成人患者(29名)を対象に、毎日100mgの植物性ラクトバチルス乳酸菌を12週間摂取した実験で、医師が5箇所(頭頚、前躯幹、後躯幹、上肢、下肢)の症状を診察し、スコア化した結果、症状スコアが有意に低下した
ラフマの研究情報
睡眠に不満を抱える成人男女16人を対象に、毎日就寝30分前に50mgのべネトロン(※)を1週間摂取した実験で、ノンレム睡眠脳波の測定結果、および、ピッツバーグ睡眠質問票スコアに改善効果が見られた
(※)常磐植物化学研究所が開発したラフマ葉精製物

植物性ラクトバチルス乳酸菌を含むサプリメント

アレルナイトプラス

アレルナイトプラス
内容量
1本2.5g×30本
形状
顆粒
主成分
植物性ラクトバチルス乳酸菌、ラフマ葉抽出物、ギャバ、ビオチン
飲用目安
1日1本を寝る前に、水などと一緒に飲用してください。
価格
9,000円(税込)※定期コース5,980円

植物性乳酸菌ラブレ

植物性乳酸菌ラブレ
内容量
12.36g(30粒)1袋(約1ヶ月)
形状
カプセル
主成分
乳酸菌末(デンプン、還元麦芽糖水飴、乳酸菌)、HPMC、ステアリン酸カルシウム
飲用目安
1日1カプセルを目安に、飲用してください。
価格
4,628円(税込)

ラフマ葉抽出物を含むサプリメント

アレルナイトプラス

アレルナイトプラス
内容量
1本2.5g×30本
形状
顆粒
主成分
植物性ラクトバチルス乳酸菌、ラフマ葉抽出物、ギャバ、ビオチン
飲用目安
1日1本を寝る前に、水などと一緒に飲用してください。
価格
9,000円(税込)※定期コース5,980円

ヌースマインド

ヌースマインド
内容量
200mg×120粒
形状
タブレット
主成分
ラフマ葉抽出物
飲用目安
1日1~4粒を水などと一緒に飲用してください。
価格
9,504円(税込)

アトピーでも深い睡眠をとる方法

良質の睡眠をとることでアトピー症状を改善

睡眠不足が続くと成長ホルモンの分泌量が低下して、アトピーの症状を悪化させることにもなりかねません。とは言え忙しい日常において、十分な長さの睡眠をとることは難しいという人もいるでしょう。実は、睡眠は長さよりも質やタイミングが大事。肌の成長ホルモンが多く分泌される22:00~2:00の間には眠っていることや、90分の倍数で睡眠をとること(6時間、7時間半など)を実践することで、無計画に眠るよりも質の高い睡眠を得ることができます。

眠る前の準備を習慣化することが大事

眠っている間にアトピーの痒みを発症させないよう、眠る前に段階的な準備をしておくようにしましょう。まずは夕食。入眠時間から逆算して3時間前に夕食を済ませます。入眠2時間前に入浴を済ませ、1時間前にストレッチを行ないます。その後、歯磨きをして、アロマなどの香りに包まれながら布団の中へと入りましょう。慣れない間は違和感があるかもしれませんが、このサイクルが習慣化されれば、体は自然と眠りに入っていけるようになります。

メラトニンで体内リズムを整えて良質な睡眠を

体内リズムが乱れると安眠が妨げられますが、この体内リズムの調整に大きな役割を果たしているのがメラトニン。脳から分泌されるホルモンの一種で、覚醒と睡眠を切り替えたり、副交感神経を優位にして精神をリラックスさせたりする働きがあります。また、肌の再生や修復に関わる抗酸化作用も高いため、良質な睡眠とあわせてアトピー肌の改善には有効とされています。メラトニンは目から入る光によって分泌量が変わるため、夜更かしせず、早めに消灯するようにしましょう。

睡眠の質を高める成分を積極的に摂取しよう

睡眠の質を高めてアトピーの症状を改善するため、効果的と言われる成分を積極的に摂取するようにしましょう。特におすすめの成分は、非必須アミノ酸に分類されるグリシン。人は、自らの体温を下げることで眠りに入るわけですが、グリシンが体内に摂り入れられることによって、体の深部の体温が下がり入眠をスムーズにすることが分かっています。あわせて、グリシンはコラーゲンを構成している中心成分でもあるため、睡眠中に肌細胞の再生を促す効果も期待できます。

アトピー改善の第一歩は健康的な生活習慣

アトピーの症状を悪化させないためには、健康的な生活習慣の維持が第一歩です。アトピー患者の多くは、生活習慣の乱れによって自ら症状を悪化させるとも言われているので、今一度、ご自身の生活習慣に問題がないかを振り返ってみましょう。規則正しい生活サイクルを保ち、質の高い睡眠を十分にとっているかどうか。日常生活の中に、適度な運動をとり入れているかどうか。睡眠の質を下げるブルーライト(スマホやパソコンはら発せられる青い光)を見すぎていないかどうか。健全な生活習慣こそアトピー改善の基本です。

適切な入浴法がアトピー症状を緩和させる

良質な睡眠はアトピーの症状を緩和させますが、良質な睡眠を得るためには入浴が大事なポイントとなります。まず、ぬるめのお湯に浸かること。理想は37~39度程度です。熱めのお湯に浸かると交感神経を刺激してしまい、興奮状態となって入眠を妨げます。もちろん、入浴剤の使用を控えることや、無添加・無香料の石鹸を使用することなどは、基本として大事なポイントです。肌を清潔にするために入浴は不可欠なのですが、良質な睡眠を得るためにも入浴がポイントになることを覚えておいてください。

睡眠中は肌にやさしい素材でできた清潔なパジャマを着用

バリア機能が低下したアトピー肌にとって、衣類の素材は非常に大事なポイント。特に、睡眠中はアトピーに対して無防備になる時間帯でもあるので、よく考えて寝巻を選ぶようにしましょう。結論から言うと、部屋着や古着、普段着などで寝るのはNG。清潔感のあるパジャマを着用するのが基本です。パジャマの素材にも注意しましょう。一般にアトピー肌には、コットンやシルクが良いとされますが、いずれも睡眠中に着るパジャマには不向きです。吸水性、放湿性のある低刺激の素材を選びましょう。

アトピーを改善させる布団との付き合い方

アトピーの痒みのために睡眠不足に陥った経験がある人も多いでしょう。アトピー症状を悪化させないための一つの方法として、布団との上手な付き合い方は重要です。まず布団の清潔を維持するために、分厚い敷布団を使わず、手軽に洗える薄い敷布団を2枚重ねにする方法を実践してみましょう。また、掛布団は日干しをすると保湿性が高くなるため、日干しを欠かさないことも大切。電気毛布はアトピーを悪化させる可能性があるので、できれば使用を避けましょう。

空調を上手に使って適温を維持することが大事

アトピーの症状を悪化させる2大要因は、乾燥と汗。起きているときはこれらを意識して行動できるのですが、眠っているときは完全に無防備となり、知らぬ間にトピーを悪化させてしまうことがあります。そこで、眠っている間の乾燥対策、汗対策として上手に活用したいのがエアコン。睡眠中に部屋の適温を維持することが、結果として乾燥と汗の対策にもなります。夏の適温は25~27度、冬の適温は14~20度。睡眠に入る前にエアコン設定を忘れず、常に適温を維持するようにしましょう。

あなたに合うアトピー改善成分は?

アトピーのかゆみ悪循環を断ち切るためには

深い睡眠をとる方法