アトピーの改善と対策・完全ガイドTOP » アトピーで眠れない!かゆみで寝れない人のための睡眠改善・対策方法

かゆみを緩和して
良質な睡眠をとるには

「アトピーのかゆみで眠れない…」
そんな睡眠の悩みを解消しましょう

アトピー特有の、「かゆみがひどくて眠れない」「かきむしったストレスで眠れない」といった症状…。無我夢中で掻いているうちに、ぐっすり眠れない毎日。そのままだと免疫バランスが低下し、さらにかゆみが悪化する悪循環につながってしまいます。
悪循環を断ち切るために、深い睡眠をとるためのポイントをお届けします。

アトピーによる「眠れない」
その原因は?

アトピーのかゆみが「眠れない」を誘発

アトピーの方に聞きました。睡眠で悩んでいますか?(グラフ)はい:480名 いいえ:119名

「寝ようとしてもかゆみが強く、気になって眠れない」「かゆみのせいで目がさめてしまい、そのまま寝れない」「眠っていても知らないうちにかいていて眠れた気がしない」。これらは、アトピーに悩むほとんどの方にご経験があるのではないでしょうか?

それもそのはず。アトピーである方のうち、実に8割もの人が「眠れない・寝れない」という悩みを抱えていると言われています。

その多くの原因は、かゆみによるもの。一般的にアトピーのかゆみは、夜間に強くなり、かゆみのせいで眠れないという状態はアトピーの方にとって切っても切り離せない症状のひとつだと言えるのです。

夜のかゆみの原因は?

精神的な面では、日中の緊張状態から解放されるため、かゆみに意識が行きやすくなることが考えられます。一方、体の内面では夕方になるにつれ、「日内変動」が起こります。いわゆる体内時計のリズムが、ステロイド様ホルモンを減少させ、夜にかゆみが増す原因となるのです。

夜にかゆみが起きやすい原因は、他にもあります。眠る前には手足の甲の皮膚血管が開くことで、皮膚表面のかゆみが増加傾向に。角質層のバリア機能低下による肌の乾燥といった要因も考えられるでしょう。加えて、寝具に潜むホコリやダニなどのアレルギー物質、空気の乾燥など、環境的な要因もかゆみに繋がるといわれています。

「眠れない」ことで免疫力が低下

アトピーが悪化する負のスパイラル(イメージ)

かゆみにより「眠れない」「寝れない」ことによって、睡眠の質が悪くなり、免疫力の低下につながります。

みなさんもご存知、アトピー改善にとってこの免疫力低下は大敵です。

眠れない・寝れない・睡眠不足が続くことで、アトピーの症状も悪化。かゆみがさらに増してしまうというように、睡眠がアトピーの悪化に大きく関与していることは明らかなのです。

質の高い睡眠をとることがアトピー改善の第一歩

睡眠がアトピー悪化サイクルを止める

アトピーの悪化により、夜のかゆみが増幅され、さらに眠れなくなります。また、眠れないことで免疫力が著しく低下し、アトピーは更なる悪化の一途をたどります。

このようなアトピー悪化の悪循環を食い止めるには、質の高い睡眠をとり、免疫機能を正常に働かせることが重要となります。

免疫機能が正常に働けば、アトピーのアレルギー反応の原因となるヘルパーT細胞の一種「Th2細胞」を抑制することができるのです。

ヘルパーT細胞とアトピーの関係

アトピーのかゆみが起こるメカニズムには、免疫に深い関わりのある「ヘルパーT細胞」が大きく関与しています。

ヘルパーT細胞には、ウィルスや細菌に働きかける「Th1細胞」と、花粉やアレルギーに反応する「Th2細胞」が存在します。これらのバランスがとれていればアトピーのかゆみは通常起こることはありません。

しかし近年では、衛生的かつ除菌された環境が多く、Th1細胞の活動が抑制され、Th2細胞が優位となりアトピーを発症しやすいといわれているのです。

Th1を活性化させてT細胞のバランスを整えるには、睡眠による免疫機能の正常化が最重要となります。また、睡眠は内因性のステロイドの産出も正常化させる働きがあり、Th2の抑制に大きな効果があるといわれています。

睡眠リズムを整えることで睡眠の質が高まる

睡眠時には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の状態が交互しているということは周知の事実。体は眠っていても脳が活動し、眼球などの動きもみられる眠りの浅い状態であるのが「レム睡眠」。対して、脳が休み、深い睡眠がとれている状態を「ノンレム睡眠」といいます。

そして、副腎皮質ホルモンは、朝方の眠りの浅い「レム睡眠」の状態に活発に分泌されるのです。

朝方にレム睡眠状態を迎えるためには、眠り始めてすぐにノンレム睡眠の状態になることが理想的とされています。

しかし、アトピー性皮膚炎である場合、眠りながら肌をかきむしり脳が覚醒してしまったり、かゆみで起きてしまったり、と睡眠リズムはバラバラ。

とくにかゆみで眠れない・寝れないという状態が続けば、眠りはじめにノンレム睡眠状態になるのが非常に難しいです。

睡眠リズムを整え、質の高い睡眠状態を生み出すことこそが、アトピー改善において重要となるのです。

正常な人の睡眠リズム

正常な人の睡眠リズム
※出典:http://suimin-shougai.net/終夜睡眠ポリグラフ検査/

無意識に掻いているアトピー患者の睡眠リズム

アトピーの人の睡眠リズム
※出典:Aoki T, Nocturnal scratching and its relationship to the disturbed sleep of itchy subjects

かゆみを抑えて
眠れる環境をつくるためには

アトピー治療薬

副作用の観点から、避けている方も多い処方薬・市販薬の使用。しかし、かゆみを抑えて「眠れない・寝れない状況」を改善する事を第一に考るのであれば、薬の特性・副作用をしっかり把握し、適切に使用することをオススメします。

無理をして治療薬を使用しなかった場合、かゆみが止まらずに睡眠不足が続き、悪化してしまうというケースも少なくはありません。

ただし、かゆみを止めることは、あくまで眠るための対症療法にしか過ぎないことも覚えておかなければなりません。根本的にアトピーを改善させるのであれば、同時に別の対策もとることも重要となります。

「乳酸菌」の摂取

前述したように、アトピーのかゆみを抑えるにはTh1の活性化を促し、ヘルパーT細胞のバランスを整えることが重要となります。

Th1を活性化させるには睡眠が重要であることをお伝えしましたが、その他にも「乳酸菌」を摂取することで、Th1を意図的に活性化させることができます。

乳酸菌は人体にとって無害な菌ではありますが、体内に入ることで細菌と捉えます。Th1はウィルスや細菌に反応する免疫細胞であるため、乳酸菌の摂取によりTh1が活動し始めるというメカニズムです。

乳酸菌は多く摂取しても副作用の心配がないため、より多くの乳酸菌をとることで高い効果を発揮するといわれています。

おすすめの乳酸菌
「植物性ラクトバチルス乳酸菌」

乳酸菌は大きく、「植物性」と「動物性」の二種類に分類されます。

植物性乳酸菌はキムチや漬け物、味噌、醤油、といった発酵食品に含まれ、動物性乳酸菌は、乳酸菌飲料やヨーグルト、チーズ、発酵したバターなどに含まれています。

なぜ植物性乳酸菌がオススメであるかというと、動物性乳酸菌は胃酸に弱く、腸にたどり着けずに死滅するといった特徴があるから。乳酸菌は腸に届かなければ、どれだけ摂取をしても意味がないといわれています。

また「ラクトバチルス」というのは菌属にあたり、ラクトバチルス属の乳酸菌は、特に消化酵素に強いとされています。腸まで届く植物性ラクトバチルス乳酸菌は、免疫力の向上、そしてTh1の活性化に大きな期待ができる乳酸菌なのです。

「眠り成分」の摂取

「どうしても眠れない」といったやむを得ない状況においては、睡眠薬などの導入も検討してみるべきでしょう。しかし、睡眠薬もまたアトピー治療薬と同様に、不眠の根本原因への改善にはつながりません。

アトピーで眠れない原因には、「かゆみ」により覚醒してしまうといった外的な要因のほか、ストレスや自律神経の乱れなどが原因として考えられます。

内面的な原因にアプローチするためには、まずは強引にでも眠るということも考えるべきことではありますが、漢方などを用いて根本原因にアプローチをかけることも重要となるのです。

おすすめの眠り成分
「ラフマ葉抽出物」

三国志にも登場する古代中国の伝説の医師といわれる華佗が絶賛したといわれる薬の原料が「ラフマ葉」です。健康茶として現在でも飲まれ、「眠りが正常となる薬草」「心と体を安定させる特効薬」とされるハーブです。

ラフマ抽出物を用いた動物実験では、抗うつ作用が認められ、精神を安定させて眠りにつける効果があるといわれています。

また、ラフマを摂取することで睡眠ホルモンであるメラトニンをを生成する「セロトニン」という物質を生み出すほか、鎮静作用による自律神経の調整などにも働きかけ、自然な眠りをもたらす成分であるといわれています。

かゆみと眠り双方へのアプローチが重要

前述したように、アトピーで眠れない場合の多くはストレスや自律神経の乱れが原因となっているケースが多く見られます。何を隠そう、その原因となっているものがアトピーによる「かゆみ」なのです。

かゆみは意識していなくとも、人体へ何かしらのストレスを与え続けます。そのストレスや自律神経の乱れは、やがて不眠をもたらし、更なるかゆみ悪化へとつながってしまうのです。

また、眠れればそれで快方に向かうかと言えば、決してそうとは言い切れません。眠っていながら掻き毟りを続けていれば、炎症がひどくなる一方で、アトピーの改善にはつながらないのです。

かゆみと眠り、両方へバランスよくアプローチをかけることが、アトピーで眠れない状態の改善、そしてアトピー自体の改善には重要なこととなるのです。

治療薬と併用も考えて「サプリメント」がおすすめ

これらの成分は、乳酸菌を含んだ製品や漢方などでも摂取は可能ですが、より手軽に、同時に効率的に取り入れるのであればサプリメントがオススメだと言えます。

また、サプリメントは副作用などの心配もなく、治療薬との併用にも問題なく利用できる優れものです。「これまで何をしてきても良くならなかった」という方や、「治療薬以外にも何かできることを試してみたい」という方に最適だといえます。

ただし、「アトピーが必ず治る!」など、絶対の効果を根拠なく宣伝しているようなサプリメントは絶対に避けましょう。過度にステロイド剤の副作用を誇張したり、エビデンスの無い怪しい成分を含んでいるサプリメントにも注意して下さい。

サプリメントはあくまで薬ではなく健康食品です。毎日の食生活で摂取が難しい成分を補う目的で摂取しましょう。

しっかりと「根本となる原因」への対策をおこなうことで、睡眠の質の改善、そしてアトピーの改善へとつなげていきましょう。

サプリメント利用者の声

  • 半信半疑で試してみました

    半信半疑で試してみたところ、1ヵ月ぐらい飲み続けるうちに、無意識に掻き壊してしまうことが徐々に減っていることに気づきました。3か月ぐらいで、見せられない程目立っていた傷も綺麗になったことに驚いています。(20代 女性)

  • 見かねた家族から勧められて

    ステロイド剤を1日1本塗るような生活で、夜も眠れない生活でしたが、見かねた妹から勧められて試してみました。すると、飲み続けて2~3ヵ月程度で肌のつるつるした部分が徐々に増えてきました。1年半ほど経った今では、掻きむしりがほとんど無くなりました。(50代 女性)

  • 毎日2~3時間睡眠でした

    たまたま知ったサプリメントを試しに飲み始めてみたところ、毎日2~3時間しか眠れない状態だったのが、飲み始めて1ヵ月程たつと、夜中に目を覚ますことが無くなり、ぐっすり眠れていることに気が付きました。飲み始めて1年後の今では、5~6時間程眠れるようになり、本当に助かっています。(30代 女性)

2つの成分がとれるサプリメント

「植物性ラクトバチルス乳酸菌」や「ラフマ葉抽出物」といった成分がとれるサプリメントで代表的なものは、以下の2つです。

アレルナイトプラス

アレルナイトプラス
主成分
植物性ラクトバチルス乳酸菌、ラフマ葉抽出物、ギャバ、ビオチン、グリシン、クワンソウ、バレリアン、アメリカジンセン
価格
9,000円(税込)※定期コース5,980円

植物性乳酸菌ラブレ

植物性乳酸菌ラブレ
主成分
ラブレ菌(ラクトバチルス属)
価格
4,628円(税込)

眠れない・寝れない対策
睡眠の環境を整えるために今すぐできること

睡眠中のかゆみ対策には肌にやさしい素材でできた清潔なパジャマを

バリア機能が低下したアトピー肌にとって、衣類の素材は非常に大事なポイント。特に、睡眠中はアトピーに対して無防備になる時間帯でもあるので、よく考えて寝巻を選ぶようにしましょう。結論から言うと、部屋着や古着、普段着などで寝るのはNG。かゆみで眠れない・寝れない状態を悪化させる可能性があります。清潔感のあるパジャマを着用するのが基本です。パジャマの素材にも注意しましょう。一般にアトピー肌には、コットンやシルクが良いとされますが、いずれも睡眠中に着るパジャマには不向きです。吸水性、放湿性のある低刺激の素材を選びましょう。

アトピーで寝付けないを改善させる布団との付き合い方

アトピーのかゆみにより眠れない・寝れない状況をを悪化させないための一つの方法として、布団との上手な付き合い方は重要です。まず布団の清潔を維持するために、分厚い敷布団を使わず、手軽に洗える薄い敷布団を2枚重ねにする方法を実践してみましょう。また、掛布団は日干しをすると保湿性が高くなるため、日干しを欠かさないことも大切。電気毛布はアトピーを悪化させる可能性があるので、できれば使用を避けましょう。

寝れないほどのかゆみは冷やすと解消する?

アトピーで悩むみなさまはご経験があるかもしれませんが、かゆみは冷やすと軽減されます。アトピーのかゆみで眠れない・寝れないという方は、手軽におこなえる冷やすという対策を講じてみてはいかがでしょうか。ただし、手軽さゆえに注意も必要です。よく起こりがちなのが、低温ヤケドです。同じ場所を集中的に冷やしてしまう事で、知らずのうちにヤケドの状態となり、かゆみを増幅させてしまう可能性もあります。

アトピー用手袋でかきむしりを防止

睡眠中のかきむしりは、アトピーで多くの方が悩む身近な症状ではないでしょうか。知らず知らずのうちのかきむしりは、眠れない・寝れないという状況につながるだけでなく、アトピー悪化の原因にも大きく関係しています。そのかきむしりを物理的に防止するのが、このアトピー用手袋です。たとえこすったとしても傷がつかない素材で作られ、徐々にかゆみが減っていく可能性もあります。ただし、かゆみの根本原因の解決にはつながらないため、あくまでサポートケアとして使用してみてはいかがでしょうか。

包帯を使った夜のかゆみ対策とは

意外と知られていない、包帯を使った眠れない・寝れないほどのかゆみへの対策法。保湿剤を塗った肌に包帯を巻くことにより、その保湿効果からかゆみが軽減されるとされています。包帯は乾いているものをまく方法と、湿った包帯を巻く方法の2種類。湿った包帯を巻く方法は「ウェット・ラップ法」とも呼ばれ、皮膚科や小児科でも推奨されています。効果にはもちろん個人差はありますが、アトピーで眠れないという状況を脱するひとつの方法として、この包帯を使ったかゆみ対策を実践してみては?

食事からかゆみで寝つけない状態を改善

一日3食しっかり摂る方であれば、睡眠前の食事や夕食の内容にも気をつけたいところ。夕食にかゆみが強く出てしまう食品を摂取すれば、睡眠時にかゆみが出て眠れない・寝れないという状況になってしまうのは当然です。反対に、質のいい睡眠をとるためにかゆみを抑えるとされる食べ物も存在します。これらをしっかり見直し、体質改善をおこなうことで睡眠の質を良くしてみるのも、アトピー改善サイクルにとっては重要なことなのです。

腸内環境を改善してアトピーの眠りを改善!

眠れないほどのかゆみが生じている場合、ぜひ考えたいのが「腸内環境の改善」です。皮膚の疾病であるため、意外と見落としがちですが、腸内環境を整えることでかゆみ対策につながる可能性も。眠れる状態を整えるために腸内環境を整える方法をぜひ考えてみましょう。

睡眠時間を計画する

眠れない状態が続くと成長ホルモンの分泌量が低下して、アトピーの症状を悪化させることにもなりかねません。とは言え忙しい日常において、十分な長さの睡眠をとることは難しいという人もいるでしょう。実は、睡眠は長さよりも質やタイミングが大事。肌の成長ホルモンが多く分泌される22:00~2:00の間には眠っていることや、90分の倍数で睡眠をとること(6時間、7時間半など)を実践することで、無計画に眠るよりも質の高い睡眠を得ることができます。

眠る前の準備を習慣化することが大事

眠っている間にアトピーの痒みを発症させないよう、眠る前に段階的な準備をしておくようにしましょう。まずは夕食。入眠時間から逆算して3時間前に夕食を済ませます。入眠2時間前に入浴を済ませ、1時間前にストレッチを行ないます。その後、歯磨きをして、アロマなどの香りに包まれながら布団の中へと入りましょう。慣れない間は違和感があるかもしれませんが、このサイクルが習慣化されれば、体は自然と眠りに入り、眠れない状態が改善されるようになります。

メラトニンで体内リズムを整えて良質な睡眠を

眠れない時間が長いと体内リズムが乱れ、安眠が妨げられます。この体内リズムの調整に大きな役割を果たしているのがメラトニン。脳から分泌されるホルモンの一種で、覚醒と睡眠を切り替えたり、副交感神経を優位にして精神をリラックスさせたりする働きがあります。また、肌の再生や修復に関わる抗酸化作用も高いため、良質な睡眠とあわせてアトピー肌の改善には有効とされています。メラトニンは目から入る光によって分泌量が変わるため、夜更かしせず、早めに消灯するようにしましょう。

睡眠の質を高める成分を積極的に摂取しよう

睡眠の質を高めてアトピーの症状を改善するため、眠れない・寝れない状態を改善するのに効果的と言われる成分を積極的に摂取するようにしましょう。特におすすめの成分は、非必須アミノ酸に分類されるグリシン。人は、自らの体温を下げることで眠りに入るわけですが、グリシンが体内に摂り入れられることによって、体の深部の体温が下がり入眠をスムーズにすることが分かっています。あわせて、グリシンはコラーゲンを構成している中心成分でもあるため、睡眠中に肌細胞の再生を促す効果も期待できます。

睡眠改善は健康的な生活習慣

アトピーの症状を悪化させないためには、健康的な生活習慣の維持をおこない睡眠の質を改善することが第一歩です。アトピー患者の多くは、生活習慣の乱れによって自ら症状を悪化させるとも言われているので、今一度、ご自身の生活習慣によって眠れない環境を作ってしまっていないかを振り返ってみましょう。規則正しい生活サイクルを保ち、質の高い睡眠を十分にとっているかどうか。日常生活の中に、適度な運動をとり入れているかどうか。睡眠の質を下げるブルーライト(スマホやパソコンはら発せられる青い光)を見すぎていないかどうか。健全な生活習慣こそアトピー改善の基本です。

適切な入浴法で良質な睡眠を

良質な睡眠はアトピーの症状を緩和させますが、良質な睡眠を得るためには入浴が大事なポイントとなります。まず、ぬるめのお湯に浸かること。理想は37~39度程度です。熱めのお湯に浸かると交感神経を刺激してしまい、興奮状態となって入眠を妨げます。もちろん、入浴剤の使用を控えることや、無添加・無香料の石鹸を使用することなどは、基本として大事なポイントです。肌を清潔にするために入浴は不可欠なのですが、眠れない状態を改善し、良質な睡眠を得るためにも入浴がポイントになることを覚えておいてください。

空調を上手に使って適温を維持する

アトピーの症状を悪化させる2大要因は、乾燥と汗。起きているときはこれらを意識して行動できるのですが、眠っているときは完全に無防備となり、知らぬ間にアトピーを悪化させ、眠れない状態を引き起こしている可能性があります。そこで、眠っている間の乾燥対策、汗対策として上手に活用したいのがエアコン。睡眠中に部屋の適温を維持することが、結果として乾燥と汗の対策にもなります。夏の適温は25~27度、冬の適温は14~20度。睡眠に入る前にエアコン設定を忘れず、常に適温を維持するようにしましょう。

アトピーでも眠るためには睡眠薬を使うべき?

かゆみでどうしても眠れないときには、まずは眠ることを第一に考え、一時的であれば睡眠薬の導入もひとつの手です。ただし、睡眠薬には副作用が伴うのも事実です。依存症にならないためにも、市販されている「睡眠改善薬」、処方される「睡眠導入剤」それぞれの副作用もしっかりと知っておきましょう。

お酒の睡眠への影響は?

夜にかゆみで眠れない方は、アルコール摂取は控えるべきというのが通説です。しかし実はアルコール自体には、アトピーへの影響はそこまでないとされています。アルコールによって生成される「アセドアルデヒド」が、かゆみの原因となるヒスタミンの分泌を促進させているのです。アルコールが完全な悪とは決めつけず、正しい知識を持って摂取するようにしましょう。

アロマによる睡眠効果

アトピーのかゆみで眠れない・寝れないという症状にお悩みの方は、アロマの利用を考えてみてはいかがでしょうか。アロマがもたらす睡眠効果、ディフューザーやランプなどのアロマ利用実践方法までを解説。アトピー改善において重要な質のいい睡眠をとるために、リラックス効果の強いアロマに関する情報をまとめました。

睡眠外来でアトピーの睡眠対策

近年、睡眠外来に通う患者さんは急増しているといわれます。アトピーのみならず、さまざまな要因から起こる眠れない・寝れないといった睡眠障害。睡眠の量や質を計測し、それぞれの原因に応じた治療方法も提案してくれます。睡眠外来とはそもそもどういったもので、何を行ってくれるのかを解説します。かゆみ対策と並行して行うことで、睡眠の質も高め、アトピーで眠れない状態を改善してみてはいかがでしょうか。

音楽を寝つきに役立てる

音楽を聴いていて、ふと眠ってしまったというご経験がある方も多いのではないでしょうか。ここでは、音楽によるヒーリング効果や睡眠効果をまとめました。音楽が肌にも影響するといった面白いトピックスも。何をしても眠れない・寝れない、という方は一度気軽に試してみる価値はあるのではないでしょうか。

セロトニンがアトピーの眠りを助ける?

睡眠ホルモン・メラトニンと深い関係のある、神経伝達物質「セロトニン」。アトピーで眠れない・寝れないといった悩みをお持ちの方は、かゆみ対策と並行して、このセロトニンをいかに分泌させるかも考えましょう。

アトピーと睡眠にまつわる
基礎知識

アトピーで眠れない赤ちゃんへの対処法

眠ることは赤ちゃんの成長にとって、重要なことです。しかし、アトピーのかゆみで眠れないともなれば、アトピー改善どころか、健やかな成長にまで影響が出てしまいます。夜になるとかゆくなってしまうメカニズム、かゆみで眠れない赤ちゃんのための対処法を、ここではご紹介します。パパ・ママとしてできることを徹底的にまとめました。日々の適切なケアで、赤ちゃんの健やかな成長を見守りましょう。

アトピーのかゆみで眠れない子供にできること

赤ちゃんと呼ばれる乳児期を過ぎた、幼児期・小児期の子供においても「アトピーで眠れない」といった症状は多く見られます。なぜ子供はアトピーで眠れなくなるのか、その改善方法は、子供アトピーはそのうち治るという噂の真相までを解説しています。

アトピーと不眠の深い関係

一見関係のなさそうなアトピーと不眠。不眠症の自覚がない方にこそチェックして欲しい、不眠や眠れない・寝れないといった症状がもたらすアトピーへの知られざる影響を紹介。そこにはアトピー改善への道筋がありました。

「アトピーが痛い」痛みで寝つけないときの対策

アトピーには「かゆい」という症状のみならず、「痛い」「痛みで眠れない・寝れない」という症状を訴える方も少なくはありません。痛みはかゆみも引き起こす原因となるため、相乗的に眠れないという状態を引き起こしがち。なぜ痛みが発生するのか、痛みで眠れない時に何をするべきかを解説します。

アトピーと「眠い・眠気」の関係性

「眠れない」「寝つけない」の他にも、アトピーの悩みは「眠い・眠気」といった症状をも生み出します。アトピーが直接的な原因ではありませんが、眠いという状態の多くは眠れないことによるもの、またはステロイドや抗ヒスタミン剤などが原因。具体的に眠いといった症状を感じる方のために、具体的な解決策も紹介します。

まずは睡眠のメカニズムを知ろう

アトピーで眠れない・寝れないという悩みを抱える方がまず知っておくべきは、睡眠のメカニズムです。かゆみや痛み、夜間の無意識のかきむしりなど、アトピーによる睡眠障害の原因はさまざま。これらがどのように睡眠のメカニズムを阻害しているのか、基礎的な知識を知っておきましょう。

レム睡眠・ノンレム睡眠とは

睡眠の質について知る上で、理解しておく必要があるのが「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」に関してでしょう。アトピーに悩む方にとって圧倒的に重要となるのがノンレム睡眠。互いがどういった状態で、身体にはどういった影響を及ぼすのか詳しく解説します。

睡眠不足・寝不足によるアトピーへの影響

アトピーの改善には睡眠の質を見直すべき。では実際に睡眠不足・寝不足になるとアトピーへはどういった影響があるのでしょうか。睡眠中に分泌されるホルモンやノンレム睡眠、睡眠不足や寝不足を解決させる最適な方法をご紹介します。

睡眠の質を低下させアトピーを悪化させる睡眠時随伴症とは

睡眠時随伴症とは、いわゆる夢遊病のような、睡眠時に無意識の行動をとる症状のこと。アトピーに悩む方にとって、睡眠時の掻きむしりに大いに影響し、アトピー悪化の引き金となっている可能性があります。

アトピーで眠れないあなたの「睡眠の質」の現状を知る

散々「睡眠の質」といわれても、何を基準に睡眠の質が高いといえるの?という疑問がある方も多くいらっしゃるかと思います。睡眠外来では「行動計」という装置を用い、睡眠の質を計測することが可能。アトピーで眠れない、アトピーがなかなか改善されないという方は一度チェックをしてみてはいかがでしょうか?

アトピーによる睡眠障害とは

睡眠障害とはその字のごとく、睡眠に関して何かしらの障害が生じている状態のこと。アトピーである方の、実に360万もの方が、何かしらの睡眠障害を抱えていると言われています。アトピーが睡眠障害を生み出し、また睡眠障害がアトピー悪化を招くと言われているため、その改善策をしっかりと理解しておく必要があります。

アトピーの好転反応が不眠をもたらす?

好転反応とは、いわばアトピー改善の手前の状態のこと。アトピー改善を望む方々にとっては嬉しい状況であることは間違いありませんが、この時期に眠れないといった症状を訴える方も少なくありません。好転反応として不眠症状がなぜみられるのか、原因と解消方法を知りましょう。

寝起きのかゆみの原因と対策

アトピーの睡眠に関する悩みのひとつとして、寝起きにかゆみを覚える方が多くいらっしゃいます。なぜ寝起きすぐにかゆみが生じるのでしょうか。その原因と対策方法をご紹介します。

アトピーと睡眠の関係について参考とした記事、論文など

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