ひどいアトピーのかゆみを抑える方法

9漢方で体質を改善する

漢方で体質を改善する(イメージ)

アトピーは、遺伝的なアレルギー性素因が多いと言われていますが、そのほかの原因は生活習慣の乱れや環境などと言われています。漢方は、一人ひとりの根本にあるアトピーの原因に作用。一時的に症状を抑えるのではなく、自分自身の体質を整えることでアトピーを改善していくという考えです。

漢方医学で大切な3つの要素

アトピーの原因は遺伝的なものや生活習慣の乱れ、ほこりや化学物質などさまざま。漢方では「脾」「肺」「腎」の3つの内臓に異常があった場合、アトピーとして皮膚に異常が出ると考えています。

「脾」は、口から得た栄養を消化吸収。栄養を取り込む重要な内臓です。「肺」は、外からの空気に直接触れ、有害な物質をバリアしてくれる重要な内臓。漢方では皮膚は呼吸しているという点で、肺に属すると考えています。「腎」は、吸収した水分を一定に保つ働きがあり、ホルモンの分解や排出を行っている臓器です。腎に異常があった場合、白血球の産生が上手くできず、アレルギーが慢性化。別のアレルギーを発症することもります。

2つのタイプ

アトピー性皮膚炎と言っても、症状は1つではありません。また、子供の頃だけ発症する人、大人になって発症する人など発症時期もさまざま。漢方では、アトピーを「乾燥性タイプ」と「湿潤性タイプ」の2つに分けて考えられます。

乾燥性タイプ…言葉の通り乾燥しており、粉をふきカサカサとしているもの。赤みが強く、特に乾燥しやすい冬に悪化します。子供よりも大人に多くみられるタイプ。乾燥肌とアトピーの見分けがつかない場合もあります。

湿潤性タイプ…皮膚から浸出液が出てジクジクします。患部が常に湿っているので、細胞が新しくできるまで浸出液が出続けます。特に夏は症状が悪化。特に幼少期に多くみられるタイプです。

おすすめの漢方

こちらではおすすめの漢方薬を紹介します。乾燥性タイプと湿潤性タイプそれぞれの症状に合う漢方薬も紹介していますので、参考にしてください。

  • 温清飲

    患部の乾燥や赤みを抑える漢方薬で、黄連解毒湯という漢方が含まれます。乾燥性タイプ向きです。

  • 当帰飲子

    皮膚をしっとりさせ、痒みを抑えます。浸出液が少ない乾燥性タイプ向けです。

  • 消風散

    皮膚の痒みや赤みを抑制。ジュクジュクした浸出液を抑える働きがあるため湿潤性タイプに向いています。

  • 八仙丸

    肺、脾などの呼吸器や、腎などの尿器官の機能を高め、体に潤いを与えます。乾燥性タイプの方向きです。

アトピー性皮膚炎といっても、一人ひとりの症状は千差万別。自分に合った漢方薬をきちんと使用しましょう。

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