ひどいアトピーのかゆみを抑える方法

7化粧水による保湿でかゆみ対策

化粧水による保湿でかゆみ対策(イメージ)

アトピーの症状に大きく影響するのが保湿ケア。乾燥はかゆみの原因の1つです。化粧水によるケアは、保湿対策として非常に有効。

しかし、アトピーの原因は乾燥以外にもあるため、きちんと自分の症状を把握せず使用しないと、悪化させてしまう恐れがあります。肌に合わせた選び方、正しい使用方法について知っておきましょう。

原因から知る化粧水の有効性

アトピーによるかゆみの症状は、主に肌の保湿成分が不足して角質層が弱ることが原因です。弱った肌は、刺激を防ぐことが出来ず、かゆみや痛みを引き起こします。アトピーは、新しい肌角質を生成する役割のセラミドを減少させてしまうので、保湿が難しい荒れた状態が続いてしまうのです。

また、かゆさから掻き毟ってしまうと、肌角質を壊し、更に肌が荒れかゆみが強くなる悪循環に繋がります。1度外部から菌が入り化膿してしまうと、どんどん悪化することに。いち早く保湿対策を行うことが、かゆみ抑制や荒れ防止の得策なのです。化粧水なら手軽に保湿ケアができるので、かゆみの対策にとても有効でしょう。

 

症状別に見る化粧水の正しい使用方法

  • 2種類の保湿を併用する

    保湿には2種類あります。1つは「肌を外側から守るため、角質を整える保湿」もう1つは「肌の内側から水分量を保ち、乾燥を防ぐための保湿」です。荒れてしまった肌の角質を整えるには、クリーム状またはオイル状の保湿製品が効果的。表面の覆う膜となり、肌を一時的に守ってくれます。

    しかし、これだけでは根本の解決にはならず、後にかゆみが再発するでしょう。不足した水分を内側からしっかり補うためには、保水性分の高い化粧水の使用が必要です。

  • 症状の程度で使い分ける

    軽い乾燥の場合には、化粧水とクリームの保湿剤を併用しましょう。乾燥が悪化している場合は、化粧水とクリームの併用に加えて、ワセリンのような固形オイルを塗ることをおすすめします。乾燥だけでなく、ひび割れや掻き傷がある場合には、オイルケアを行ってください。沁みてしまう場合は、天然水を使用するのも◎。荒れがひどい場合には、なるべく早めに皮膚科を受診して、適切な処置を行ってもらいましょう。

  • 有効な配合成分

    「セラミド」「天然保湿因子」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」「エラスチン」などの保湿成分が配合されているものをおすすめします。

  • 無添加の化粧水が最強

    化粧水にはその他の美容成分を含むものが多いですが、弱った肌には刺激となり、悪化してしまう恐れがあるので要注意です。できるだけ余計な成分が入っていない、無添加の化粧水を選びましょう。

  • ケアのし過ぎは逆効果

    過度のケアは肌に負担を与えます。弱った肌に負担は禁物。肌の状態が回復するまでは、最小限のケアに留めましょう。洗いすぎも肌角質への刺激になるのでNGです。

化粧水の正しい付け方と保湿のタイミング

冷たい手で化粧水をつけると肌への刺激が大きいため、洗面器にためたお湯で手を温めておきましょう。その後、化粧水を温まった両手に出してなじませ、顔全体を包み込むように優しく肌へ浸透させていきます。ほほやあごを中心に、乾燥しやすい目元や小鼻などの細かい部分にも丁寧につけていきましょう。化粧水をつける時のポイントは、洗顔後できるだけ早いタイミングで化粧水をつけること。肌は空気に触れると表面の水分が飛んで乾燥してしまうので、かゆみを引き起こしてアトピーを悪化させてしまいます。また、化粧水を浸透させる時にこすったり叩いたりすると肌を刺激してしまうので注意しましょう。

アトピーに効果的なおすすめ化粧水

  • 「無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ」(税込¥864/200ml)

    リーズナブルで購入しやすい化粧水。敏感肌用で沁みないと評判が高いです。余計な成分が入っていないシンプルな化粧水なので、アトピー肌にはとくにおすすめ。高保湿成分リピジュアと、ヒアルロン酸を配合しています。

  • 「Belle Eau オージュンヌ」(税込¥8,510/200ml)

    医学博士が監修した、肌負担の少ない無添加化粧水です。低刺激、高保湿だと高い評判を得ています。ベタつかず、肌に浸透していくような塗り心地も好評。ネット購入可能ですが、人気商品なので製造待ちの場合もあります。

  • 「キュレル化粧水3(リッチ)」(税込¥1,625/150ml)

    保湿力の高さが評判の化粧水。使用しているユーカリエキスは、アトピーの改善に繋がる人と皮膚刺激が起こる人に分かれるようです。一度パッチテストを行うことをおすすめします。

色素沈着の原因は、保湿が足りていないから?

アトピーの方によくある悩みの一つ、色素沈着。黒ずみの原因となるメラニンという成分が、肌の内部にとどまることで起きてしまうものです。健康な肌は一定の周期で皮膚の細胞が新しいものと入れ替わり、古い皮膚と一緒にメラニンも剥がれ落ちていきます。しかし、アトピーの場合は炎症により肌が乾燥し、古い皮膚が剥がれにくくなるため、メラニンがとどまってしまうのです。

それを解決するためには、保湿が重要。化粧水で肌にうるおいを与えると、古い皮膚は剥がれやすくなります。水分量の多いぶどうの皮が、つるっと剥けるのと同じですね。毎日化粧水で保湿をし、肌の細胞を入れ替えやすくすることが、色素沈着を改善させる第一歩です。

細胞の入れ替えには周期があるので、すぐに元の肌色に戻すことはむずかしいですが、アトピーの炎症を抑えながら毎日保湿を行えば、色素沈着は改善しやすくなります。

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