ひどいアトピーのかゆみを抑える方法

14無添加石鹸だったらどれでもOK?

無添加せっけんだったらどれでもOK(イメージ)

アトピーの肌は、清潔を保たなければ症状が悪化します。しかしながら、清潔を保つためのボディソープや石鹸が原因でアトピーが悪化することもあります。 そこで、多くの人は刺激の少ない無添加石鹸を選択肢に入れますが、その無添加石鹸にも、どうやらデメリットがあるようです。 アトピーの人はどんな石鹸を選べば良いのでしょう。具体的に解説します。

無添加石鹸とアトピーの関係

無添加石鹸は、アトピーの肌にとって良い面もあり、悪い面もあります。 アトピーの肌には、化学成分からの刺激が大敵です。だからこそ無添加石鹼を使用しましょう、という論調が多いのですが、これは半分正解で半分誤りです。 無添加石鹸の作りは実に単純で、香料など不要な成分をほとんど含んでいません。そのため、化学成分によるアレルギー反応がほとんどないため、アトピー肌には良いと言えるでしょう。 ただし、石鹸は強力な洗浄力を持ちます。無添加であっても、それは同じです。その強力な洗浄力でもって、皮膚の保湿に必要なセラミドや天然保湿因子なども洗い流してしまうため、洗浄後の皮膚は乾燥してします。乾燥はアトピーの大敵。したがって、一概に「アトピーには無添加石鹸が良い」とは言えないのです。

アトピーの人の石鹸の選び方

皮膚の清潔を保たなければアトピーは悪化します。しかしながら市販されている一般的なボディソープなどを選ぶと、化学成分の刺激が強すぎてアトピーが悪化します。無添加石鹸にも上記のとおりのリスクがあります。 八方塞がりのような格好ですが、そんな中でも、アトピーに適した石鹸はあります。成分と製造過程に注目しましょう。 まず、石鹸の素材(油脂)にオレイン酸を使っているものを選びます。油脂成分の中では、オレイン酸がもっとも低刺激だからです。油脂成分の中でも、もっともオレイン酸が多く含まれているのがオリーブ油です。成分表に「オリーブ油」と表示されてあるかどうかを確認しましょう。 また、大量生産ではなく手作りの石鹸を選ぶことも重要です。手作りの石鹸は、製造過程で保湿成分を配合することができます。大量生産では、それができないからです。 「オリーブ油を含む手作り石鹸」がアトピーの人には理想です。

子どものアトピー治療に適した石鹸

子どものアトピー治療に適した石鹸は、無添加で肌に優しい純石鹸です。純石鹸とは、脂肪酸ナトリウムと脂肪酸カリウムが98%以上含まれており保存料を一切使っていない石鹸のこと。低刺激なのでアトピー肌の人でも安心して使用できます。

純石鹸は水に溶けるとアルカリ性の石鹸へ変化します。アルカリの成分は肌表面の汚れや皮脂を落とすため、洗浄力が高く洗い上がりもさっぱり。しかし、洗浄力があるぶん皮脂を落としすぎてしまい、乾燥で肌がカサカサしやすくなります。肌を乾燥させてしまうと、アトピー症状の悪化につながるため、純石鹸を使ったあとは、保湿を十分に行なうようにしましょう。 特に乾燥しやすい子どもの肌に純石鹸を使う場合は、洗った部位の保湿を忘れないようにしてくださいね。

無添加石鹸やミヨシの石鹸に含まれる成分

無添加石鹸というと添加物が一切配合されていない石鹸と思われがちですが、実際には何らかの添加物が配合されている場合がほとんどです。 薬事法で定められた「無添加」とは、指定された成分を配合していない場合に表示できるもの。例えば香料だけが配合されていない石鹸の場合、合成界面活性剤が含まれていたとしても「香料無添加石鹸」などとうたえるのです。パッケージに無添加と記載されている場合でも、成分表示はきちんと確認するようにしましょう。無添加石鹸を使っているのにアトピーのかゆみや肌荒れが治らない…という人ほど確認を。無添加表示以外の添加物に肌が反応してしまっているのかもしれません。

無添加で知られるミヨシ石鹸の製品のひとつ「白いせっけん」の成分は石ケン素地。その他の成分も一切配合されていない正真正銘の純石鹸ですから、石ケン素地は界面活性剤の一種ですが、化学性ではなく天然の界面活性剤なのでアトピー肌へ重大な影響を与える成分ではありません。「白いせっけん」を使用してアトピーの症状が緩和した方もいます。 ミヨシでは、石ケン素地と一緒にオレイン酸が配合されている石鹸も販売しています。保湿効果があるオレイン酸は油脂成分の中でも特に低刺激です。純石鹸を使って肌が乾燥してしまう方はオレイン酸配合の石鹸を試してみるといいでしょう。石ケン素地の洗浄力とオレイン酸の保湿力の相乗効果で、アトピー特有のかゆみや乾燥に悩んでいる方には特におすすめです。 毎日使うものだからこそ、肌に優しい石鹸を正しく選んでケアを続けることが大切です。

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