ひどいアトピーのかゆみを抑える方法

10ワセリンの保湿力によるアトピー対策

ワセリンの保湿力によるアトピー対策(イメージ)

アトピーになると、肌がガサガサして乾燥してきます。乾燥するとかゆみを感じるようになり、たまらず掻いてしまい悪化を招くことに。対策の一つとして、ワセリンを塗ることが挙げられます。ワセリンは保湿剤として肌の乾燥を防いでくれるため、きちんと使用すればアトピーの方には強い味方です。正しく活用して、悪化を防ぎましょう。

アトピーに効く!ワセリンの効果とは

アトピーになってしまうと、肌が乾燥してかゆくなったり、湿疹ができたりします。これは、肌のバリア機能が弱くなっているために起こってしまう症状です。また、肌の乾燥は、肌から水分が減ることで起こります。この水分を保つために有効なのが、ワセリンやクリームなどの保湿剤。油脂でできた保湿剤を塗ることで、肌と外気の間に油脂の膜ができ、外側から水分を閉じ込めることができます。つまり、保湿剤を使用することで肌の乾燥を防ぎ、症状の悪化をくいとめることができるのです。その中でも高い保湿力を誇り、バリア機能を強化する働きをするのがワセリン。比較的安価で、赤ちゃんにも使用できる安全な保湿剤なので、ハンドクリーム代わりに使用する方も多いです。

ワセリンの種類で違いはあるの?

ワセリンは低刺激かつ安価で手に入れやすい保湿剤ではありますが、種類によっては肌に合わないことも。以下で、それぞれの違いについてわかりやすく説明していきます。

  • 黄色ワセリン

    ワセリンの中でも不純物が多く、酸化しやすいです。純度が少し低いため、敏感肌の方は避けた方が賢明。

  • 白色ワセリン

    一般的に使用されるワセリンです。精製度が高く、赤ちゃんや敏感肌の方でも全身に使用できます。

  • プロぺト

    「白色ワセリン」よりも純度が高く、肌に優しいのが特徴。紫外線や酸化による変色も少ないです。

  • サンホワイト

    「プロペト」よりも高純度を実現したワセリンで、超敏感肌の方でも反応しないほど低刺激です。

どれも保湿剤として使用できますが、自分の肌や価格など合うものを選びましょう。

効果的なワセリンの使用法と注意点

有能なワセリンも間違った使い方をしてしまうと、症状の悪化を招くことに。そうならないためにも、正しい使い方をマスターしましょう!

  • ワセリンの塗り方3ポイント

    • 塗る部分と手はきれいにする
    • 塗る部分を湿らせる
    • 少量を薄く塗る

    塗る部分と手はきれいにすることはもちろん、入浴後など肌を湿らせてから塗ると、水分がそのまま保持され潤います。また、多めに塗るとべたべたしてしまうので、少量をのばして塗るのがGood。

メリットも多いワセリンですが、副作用やデメリットもちゃんとあります。使用時には事前に確認しておきましょう。

  • ワセリンのデメリット

    一般的に使用されるワセリンです。精製度が高く、赤ちゃんや敏感肌の方でも全身に使用できます。

    • べたつき
    • 新陳代謝の遅れ
    • 保湿依存症

    塗りすぎるとべたついてしまうほか、必要以上の使用で肌が空気に触れず、新陳代謝が遅くなります。また、肌がもともと持っている保湿力が落ちてしまい、荒れやすくなってしまうのです。症状が気になる場合や、改善させたい場合に使うようにしましょう。

ワセリンを効果的に使用するには、塗るタイミングと使用回数が重要です。

  • ワセリンを塗るタイミングと回数

    • 入浴直後
    • 起床時
    • 基本的に1日に1回が目安

    お風呂から上がった直後に使用するのがおすすめです。入浴後は毛穴が開いているため、体内の水分が蒸発しやすく肌が乾燥しやすい状態になっています。すぐにワセリンを塗り、肌を保湿してあげることが重要です。寝ている間にも水分は失われるので、起床時に乾燥が気になるようなら軽く塗りましょう。ただし、塗りすぎは肌をワセリンに依存させ、かえって保湿力を低下させてしまうため、1日に1回が基本的な使用目安です。

アトピーのかゆみを抑えるのであれば質の高い睡眠を

かゆみを抑える方法は、実にさまざまなものがあります。

しかし「あらゆる方法を試しても、眠ろうとした途端にかゆみで寝付けない…」。そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。

それはいまあなたが試している方法が、一時的なかゆみを抑えるものにすぎないからかもしれません。

かゆみを根本から改善するためには、かゆみで眠れなかったり、眠りながら無意識にかきむしってしまっているという「アトピー悪化の悪循環」を止める必要があります。

ここで紹介したかゆみを一時的に抑える方法は積極的に取り入れつつ、しっかりと質の高い睡眠を取り、免疫バランスを整える。

アトピー悪化の原因となる悪循環サイクルを断つことを、ぜひ同時に実践していき、効果的にアトピーを改善させましょう。

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