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アトピーのかゆみ悪循環を断ち切るためには

アトピーの諸悪の根源「かゆみ」と、かゆみによる睡眠不足を解消する方法

アトピーの人のほとんどが「かゆみ」に悩まされていると思います。睡眠時にかゆみを感じ、無意識のうちに掻いてしまうため、不眠の悩みを抱えている方は、60%に及ぶと言われています。

かゆみが強くなると、炎症がひどくなり、その結果、さらにかゆみが増すという悪循環に繋がるため「かゆみ」と「不眠」を両方解決しなければ根本的な改善は期待できません。

この負のスパイラルを断ち切るためにはどうすれば良いのか、その方法をご紹介します。

アトピーの発症・悪化になるサイクル

アトピーの発症・悪化になるサイクル(イメージ)

アトピーの負のスパイラルは無意識のうちに掻くことから始まっています

かゆみがずっと続くと無意識のうちに掻いてしまう回数が増え、皮膚がさらに傷ついて炎症は悪化してしまいます。そして、かゆみや痛みがひどくなりさらに掻きむしってしまうのです。

厄介なのは「掻いてはいけない」と頭では理解していても、気持ちの強さだけでは我慢できないレベルのかゆみだということ。掻いてしまった部分の皮膚は組織が壊され、症状はどんどん悪化してしまいます。これが、アトピーの最もつらい点です。

しかも、このかゆみはストレスや環境変化など様々な要因が加わることでさらに悪化してしまいます。ストレスや環境の変化が加わると免疫機能のバランスが崩れてしまい、アレルギーが発症しやすい状態へとどんどん変化してしまうからです。

以前は反応しなかった花粉やダニなどのアレルゲンにも敏感に反応し、かゆみや湿疹などの症状が悪化してしまうというのも、アトピーに起こりがちな例なのです。

免疫機能とアトピーの関係性

アトピーの根本的な原因「免疫バランスの乱れ」

免疫のバランスを保つ役割を持つ細胞として「ヘルパーT細胞」という細胞があり、この細胞はTh1細胞とTh2細胞に分かれています。

この2つの細胞の微妙なバランスの上に成り立っているのが免疫機能なのですが、アトピー性皮膚炎の人の場合は、Th2細胞が優位に立ってしまいバランスを保てなくなり、免疫力が低下した状態なのです。

Th2細胞が優位に立ってしまう原因は体質、先天性、生活習慣、ストレスなど様々ですが、免疫力の低下がきっかけでアレルギー症状が悪化する病気であることは、ほぼ間違いありません。そのため、アトピーの症状を良くする・予防するには「免疫力を高める」ことが必須なのです。

免疫機能を保つ細胞(乳酸菌や善玉菌など)はおもに腸内で働くため、免疫力を高めるために腸内環境を整えることが大切だと言われています。乳酸菌や酵素など、腸内環境を整える食品を摂ると良いでしょう。

免疫力アップに重要な「睡眠」について

ほかにも、ストレスを適度に発散するなどの方法がありますが、なかでも肝心なのが「睡眠」です。

まず睡眠不足や不規則な睡眠は免疫機能の低下に直結します。それは、免疫細胞が活発になるのは、寝ている時だからです。

正常な免疫機能を保つためには良質な睡眠は不可欠。睡眠時間の長短というよりも、深い眠りにつくことが大切だと言われています。

アトピーと睡眠の関係

アトピーの方に聞きました。睡眠で悩んでいますか?(グラフ)はい:480名 いいえ:119名

不眠がアトピーの悪循環を招く?アトピーの人にとって「睡眠」が何よりも大切な理由

悩みの詳細としては「寝る前にかゆくなって眠れない」が24%、「寝ている間にかゆくなって起きてしまう」が30%、「寝ている間に無意識に掻いて肌を傷つけている」が44%でした。

よく眠れているつもりでも無意識に掻いてしまう人も多いようです。もちろん、かゆみそのものが原因で不眠に陥る人も少なくありません。

しかも、睡眠障害によりアトピーが悪化する負のスパイラルに陥る人も多くいます。

アトピーが悪化する負のスパイラル(イメージ)

日中は薬の効果や警戒心から耐え切れないかゆみに悩まされることはない人でも、ウトウトし始めて皮膚が温かくなるとかゆみが起こりやすくなり、眠りに入ると無防備になってセーブができず掻いてしまうのです。すると、炎症部分の肌組織はさらに傷つき、症状がますます悪化…。かゆみが増す→寝る時に掻いてしまう→ひどくなる→かゆみが増すという悪循環に陥ってしまうのです。

それに、十分な睡眠が取れていないこともストレスになり、かゆみを誘発してしまいます。

アトピーの数ある対策方法の中でも、「ぐっすり深い眠りにつく」ということはとても重要だとお分かりいただけますよね。

健康なお肌を取り戻すための提案

良質な睡眠をとり、免疫のバランスを整えてアトピーの症状を改善しましょう

睡眠を改善するためには、皮膚の炎症を良くしたり、寝つきを良くしたりという工夫が必要です。

十分な睡眠が取れるようになれば、免疫機能のバランスも次第に整い、ステロイド様の成分がしっかり分泌されていきます。そして、免疫機能が整いアトピーの症状が緩和されることで「かゆみ」も弱まり、ぐっすり眠れるという好循環に転換するのです。

健康なお肌を取り戻すための提案(イメージ)

まずは、「睡眠の質を改善する」ことを目標にしましょう。

ちなみに、かゆみや炎症を軽減するためにステロイドや抗ヒスタミンを使う方も多いと思いますが、実はステロイドは不眠が起こりやすく、抗ヒスタミンは日中に眠気を感じると言った副作用の報告もあるので、使用の際には注意が必要。

できれば、薬に頼らず、安全な方法で睡眠を改善したいものですね。

では、良質の深い睡眠をとるには…

  • 眠る前の準備をする
  • 睡眠ホルモンを分泌しやすい環境を作る
  • 安眠効果の高い成分を摂取する

深い良質な睡眠がアトピーを改善するといっても、ステロイドや抗ヒスタミンを使わないと、そもそもかゆみが酷くて眠れない…。そんなアトピー症状にお悩みの方でも、日常生活の中にあるほんの小さなポイントを守ることで、確実に深い眠りがとれる体質へと近づくことができるのです。かゆみの悪循環を断ち切るため、深い眠りが得られるように心がけたい習慣をお届けいたします。

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深い睡眠をとる方法